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緋色の空
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作詞 斗望 |
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真上を見上げれば 昔と同じ色の空
でも昔と違う 大きさの空
幼いころ見上げた星降る夜
それは1番大きな宝石
今ではもう目に留めることすら
誰もしていない誰も気づかない
空いっぱい手を広げ
全てを受け止めようとした僕
だけど大きすぎる青い世界に
臥せられて転んだ 笑い転げて遊んだ
青い風が心地よくて いつまでも眠っていたかった
鐘の音が響いたら帰ろう それすら忘れて遊びまわった
緋色に染まりはじめる空
いつもと違う夕暮れ
この景色を独り占めしたくて 腕を広げてぎゅっと抱きしめた
掴めないことは解かっていた それでもこの空が忘れたくなくて
もう一度あのころに戻れたらなんて
思い出の端を捲っただけの言葉
口に出してから少し切なくなった
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