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零の空虚 白光と黒影の天使
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作詞 斗望 |
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光在る世界へと
双翼の天使には戻れなくても
暗く狭い世界 夕闇の中
罪人達の懺悔 鳴り響く
磔(はりつけ)の呪縛 解けない暗示
渇いた足音 遠ざかる
遠い光の中で 汚れた涙を
滂沱と流しても 届かない この生命(思い)
遥かなる 時の流れを
解きながら流されぬまま過ぎ去る日々
この世界には 希望は在るか
無言の壊世よ一握りの欠片
光ある空へ
何処までも続く 零の空虚
そこに在るのは 白い華だけ
消された存在 抗えぬ罪
腕に架せられた 解けぬ鎖
抗えぬ時の中で 響く旋律
自我の目覚め封じ 片翼の 背に託し
双翼の 綺麗な翼
失ってしまった過去の思い出達
君の瞳は 澄んだ赤緑(せきりょく)
希望は耐えないから手を翳して
光ある天(そら)へ
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