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命実
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作詞 斗望 |
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幾千年の時空(とき)を経て
変わり果てた情景に堕とされ
この地を刳る還り咲華譽(ほまれ)
また命実(ひかり)腐る
*この空白に行く旅が在るのなら
求める何かを 忘れ去りし思い浮かべて
ああ 照らし仰ぐ
薄碧の瞳 青く輝いて
煌き光る 深紅の血潮
幾千年の時空を経て
変わり果てた彼方に裏切られ
引裂く余波の深い闇に呑まれ
また命実(ひかり)墜ちる
*そこには森が広がり 永遠の美しさを物語る神話
神水の掲げられた貴殿の墓には 紅く滲む涙が落ちる
ああ 照らし仰ぐ
神風の漣 季冬を迎える
桔梗(ききょう)の灯火 燃え尽きて逝く
幾千年の出会いを経て
変わり果てた自分に廻り
残酷な裏切りの果てには瑞気
また命実(ひかり)甦り
*幻と御た美しき園 築き上げた永久の空白
その辺境の地にある湖の底には 愛すべきものを失った神が眠るという
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