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現実逃避解説書
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| 作詞 レヤ |
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扉を潜れば そこは夢の国だなんて
在り得もしない ただの熱望
逃げていれば いつか忘れらるなんて
身勝手な言い訳を好きになる
あの時の温もりは 今の私を狂わすのに
そんな苦しむ私が 好きなのです
閉ざした本は シオリなど
挿むことを忘れたのでしょう？
だから私は 続きなど
気にもしないフリばかりする
｢そのまま｣なんてズルいでしょう？
私はそんな 腐った人間
病んでおけば 誰かが来てくれるなんて
甘い考えな私をいつか嫌いになる
幸せになりたいはず 幸せになりたいはずなのに
可哀想(ふこう)を演じる私が 好きなのです
湿気た煙草を くわえながら
つかない火に苛立つのでしょう？
だから私は 諦めて
古い煙草をポイと棄てる
「もういい」なんてズルいでしょう？
私はそんな 腐った人間
忘れられない 記憶など
棄て去れずに焼き付くのでしょう？
だから私は 瘡蓋を
剥がして取って痣が残る
「死にたい」なんて弱いでしょう？
でも本当は 死にたくはない
閉ざした本は シオリなど
挿むことを忘れたのでしょう？
だから私は 続きなど
気にもしないフリばかりする
｢そのまま｣なんてズルいでしょう？
私はそんな 腐った人間
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