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想い
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作詞 長原 幸雄 |
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ぽっかりと空いた胸の中を
独りで埋めるコト出来ますか
想い出される今日までの日々
独りでしまうコト出来ますか
賽の河原で石積山を
独りで造るコト出来ますか
天(そら)から降りてきた蜘蛛の糸
独りで昇るコト出来ますか
幸せ ひとつ 不しあわせ
目の前で崩れる闇の壁
涙 涸れないその訳は
佇んでいる想い出
賑やかな場末の街角で
独りで過ごすコト出来ますか
あてもなく零した溜め息に
独りで話すコト出来ますか
暖かい季節に花が咲き
独りで愛でるコト出来ますか
差し込む陽射しの暑い午後に
独りで祈るコト出来ますか
色づいた木の葉が落ちるとき
独りで誓うコト出来ますか
音もなく降りしきる白雪
独りで責めるコト出来ますか
幸せ とうに 不しあわせ
駆け巡る青春通り過ぎ
我を忘れたその訳は
見えない胸の傷みさ
色は匂へど散りぬるをわか
独りで気付くコト出来ますか
別れを感じた瞬間には
独りで生きるコト出来ますか
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