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最終列車に飛び乗って
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作詞 長原 幸雄 |
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24:30 発車のベルが
心に響くこの時に 貴方の街へ行く
最終列車 想いを乗せて
暗闇の中を走り続けてく
握りしめてた 片道切符
手のひらの中でかすかに 震えていたけれど
届かぬ想い あきらめきれず
このまま何処までも揺られていたい
最終列車に飛び乗ったならば 涙で霞む窓
『ひとり泣くのは、似合わないよ…』と
外を見ながら つぶやいた
最終列車の終点駅まで わずかな時間さえ
長く感じて 焦らす想いに戸惑って…
悔しさもある 悲しみもある
憎しみ 寂しさそれでは済むはずもないのに
最終列車 辺りは静か
暗闇の中を走り続けてく
知らない街の 知らない場所で
行く先あてもないことは 判っていたけれど
変わりもしない 時間の中で
細かい星の流れを 追いかける
最終列車に飛び乗ったならば ひとりの別世界
『今の自分は、後の祭り…』と
心の中で つぶやいた
最終列車の終点駅まで 駅数かぞえつつ
指にこぼれた あの日の涙に戸惑って…
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