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ためいき
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| 作詞 whisper |
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深くついた ためいきが
空に届かないうちに消える
今日みたいに気持ちのいい日は
外に出てお散歩したくなるの
いつからだったかあたしの体は
内側に鉛が住みついたみたい
言葉にできないもやもやたちが
ぎゅーっと圧縮されて溜まってく
そのうち重みに耐えられなくなる
自分でも気づかないうちに
ためいきつくのが癖になった
幸せ逃げるよって誰かが言ってた
でも実際なにが悲しいかって
説明できないんだから困る
だけど勝手に出てくるんだから
制御できない困ったさん
今日みたいに気持ちのいい日に
お散歩しながら考える
必要ないのに振り返る
だからまた深いためいきひとつ
振り返っては萎えて
萎えてはまた振り返る
ためいきの数がどんどん増える
どうしようもない悪循環
いつも同じ迷い方
あたしは慢性方向音痴
もといたところに
帰ることさえできないの
重たい気持ちが積み重なる
過去を振り返っても
いいことないよって
そうも誰かが言っていた
人は悲しいことを経験すれば
ほんとに強くなれるのかな
嫌なことを忘れることで
ほんとに大きくなれるのかな
つらい思い出残してためいき
吐き出しちゃいたくないよ
消したくなんかないんだよ
忘れちゃいたくないんだよ
もう少し
弱いままでいさせて
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