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風を切って
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作詞 雪兎-yukiko- |
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走って 走って 風を切って
彼方に辿りつく
止まって 止まって 呼吸して
彼方の手をとる
これが、あたしの精一杯
広いグラウンドの中に
一人で走る人
今日は遅刻か、居眠りか
授業中なのに走ってる
でも、その姿は楽しそうで
見惚れてあたしも怒られる始末
あぁ、これは病気ね
そろそろなんとかしないとね
走って 走って 風を切って
彼方に辿りつく
止まって 止まって 呼吸して
彼方の手をとる
これが、あたしの精一杯
放課後のグラウンド
そこに彼方の姿は無くて
友達経由で理由を聞いたら
「走るのは授業中だけ」
変なプライド掲げて
それでもなんだか嬉しそう
あぁ、これは末期だわ
もう、手遅れかもね
走って 走って つまずいて
地面に寝転がる
立ち上がって 砂払って
また、追いかける
これが、あたしの立ち位置
何かが繋がった 彼方とあたしの間に
きっと、雨が降ってるのね
涙(みず)が零れてた
走って 走って 風を切って
彼方に辿りつく
止まって 止まって 呼吸して
彼方の手をとる
これがあたしの・・・
走って 走って 追いかけて
彼方に飛び込んだ
青い空を見上げたら
いっしょに笑いあう
これが、あたしの幸せ
これが、あたしの幸せ
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