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冬の到来
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作詞 屋敷 |
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冬の匂い 金木犀 空は流れて
あなたと過ごした季節が去っていく
大好きだった花の名前
覚える前に散っていった
忘れないでと呟く声が
ノドの奥で消えていく
伸ばした手は届かない
鉄の扉が閉まっていく
さよならなんて言えないよ
また会えるって信じたいから
またねなんて笑えないよ
約束なんてできないから
何も言えずに絡めた視線
あたしが先に外したんだ
冷たい風が町を通って
どこまで続いていくのかな
乗せた思いは遥か遠く
あなたのもとへ届けばいいのに
握った手に残る温もり
額に当てて明日を祈る
さよならなんて言わないよ
また会えるって信じてるから
またねなんて笑わないよ
約束なんか必要ないから
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