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Now Future.
作詞 106
昼過ぎて起きれば太陽が刺さる。
回想する間もないようだ。
火を点ける煙草、丸めた空き箱。
今日がまた始まる。
また吐き出す煙とため息、
これはどっちだ?
どちらにせよまた始めるのさ。

「前向きに」と言われても、
この通り、枯れても答えは出ない。
どちらが前か、もう分からない。
くだらないと唾吐く、これは同じ朝。
隣はさ、重いドア開けて、
その意図絡めて出て行った。
シャワー、浴びなきゃ。
あの人に詫びなきゃ。
しがらみなんて、なきゃあいいのになぁ。

ため息を一つ、
そして今日に立つ、この身体。
どこからだ?
何か大切な物を忘れた気がするな。
うっすらと目の前にフィルターがかかってるような、
退屈な仕草。
思いのみ燻ってる燃えカスの描く、
一寸先は、なんとやら。

でっかい晴れない曇り。
ペンライトを闇雲に。
でっかい晴れない曇り。
ペンライトを闇雲に。

照らせど届かぬ光。
怒りにも似た焦り。
何かが胸を焦がしている。
ただただ音を鳴らしてみる。
倦怠を燃やしたトラックに乗せて
クラップ・ヤ・ハンズなんて言えない。

ふらりと下りの電車に乗る。
風景の連写は絵になる。
なんて、どうでもよくて、
今日も今日とて世間はきりきり流動。
おれの内側、空洞。
ぎりぎりで生きてるなんて嘘だろ。
流行歌にさえピリピリ。
ドロドロマグマ、冷めたただの岩。
パラノイアすれすれの問いは、
ひたすら意識でとぐろ巻く。
ああ、もう言わないでくれ。
ここからどこまで揺られよう。
太陽からは逃げられないか。
知り得ないのが未来…はて?

光と曇りが同居する。
おれは東京にて思う。
光と曇りが同居する。
おれは東京にて思う。

電車を降りて階段を昇る。
変化の象徴みたく思える。
とうとう視覚が捉える、
今日のラベル貼られた街。
人待ちの人をすり抜ける。
それぞれはそれぞれに生きている。
今を生きている、
その連鎖が、次へと繋がっていく。
千差万別なひとりひとり、
悲喜交々、足音が鳴り、響く。
かなりいびつな集まりの中、
始まりの合図、聞こえたなら。

未来なら今。期待なら、しな。
未来なら今。期待鳴らしな。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル Now Future.
公開日 2007/10/14
ジャンル ラップ・ヒップホップ
カテゴリ その他
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