|
 |
|
ありがとう、お母さん。
|
| 作詞 のっぽ |
|
小さい頃から俺の両親は離婚していた
俺の親は父さんが居ない分
俺たちに悲しい思いとかさせないように
ずっと笑顔だった。
いつでも愛してると言ってくれた。
俺の世界で一番大好きな母さんだ。
小学生後半になって
空手をやった。
初めての大会で、メダルを取った。
母さんは一番に喜んでくれた。
帰って来ては、知り合いにメールしたり
電話したり、どんだけ自慢したのだろうと
思うくらい、俺の事を自慢してくれた。
お金も無いのに正月５千円くれたり
自転車買ってくれたりで
自分の物も買わないで俺たちの物を買ってくれてた。
中学生になって
俺はみんなから目立つ存在になった。
俺の周りにはいつも友達が居た。
2年になって、俺は初めて壁にぶつかった。
いじめとゆうよりも
俺の行動、俺の発言に口出しするようになった
だんだｎエスカレートしていった。
原因は後から知ったが友達のデマ。
学校に行くのもダルくなった。
悪いやつとも絡んで喧嘩もした。
それが学校沙汰になって
俺がいじめられてると母さんに知らされた。
母さんは泣きじゃくってた。
俺も学校行くの辛かったケド
もしかしたら一番辛かったのは
俺を送り出す母さんだったのかもしれない。
そんな地獄の中学生活も終わり高校になった。
高校になってから、あの記憶が無くならないまま
だったケド、そんな事は友達が無くしてくれた。
友達と遊んでるのが一番楽しかった。
だから、帰るのも遅くなった。
いつも帰って来たら母さんの手料理
でも、食べてきちゃって
「今日はいいや・・・」
母さんは悲しい表情してた。
日に日に母さんからの連絡が増えた
早く帰って来なさい。
正直ウザかった。
どんなに怒っても
一番に思ってくれる
一番俺たちが好きなのは
母さんだったのに・・・
帰ったら俺の大好きなステーキ
母さんの料理で一番美味しい料理。
でも食べれなかった・・・。
だんだん母さんの笑顔が消えて行った。
俺は友達と遊んでた。
いつも料理を作ってくれて
いつも帰ってくるまで起きてくれてた。
今思えば本当に悪い事をしたな・・・
どんな時も俺の事を考えてくれてた。
俺たちには母さんしか居ないのに
こんなに心配掛けて、ごめんよ。
俺は本当に悪い事をしたね。
どんなに怒っても
一番に思ってくれる
一番俺たちが好きなのは
母さんだったのに・・・
このことを早く思い出して良かった。
母さんが死んでからこんな事思っても
どうも出来ないからね。
今日から俺、変わるよ。
これからは、母さんの自慢の俺で居る。
もう心配も掛けないから。
ちゃんと早くに帰ってくるから。
帰れない時はちゃんと連絡する。
ちゃんと、母さんの手料理食べるから。
今まで、本当にごめんね。
たくさんの心配掛けちゃって
ごめんなさい。
せっかくの手料理食べれなくて
ごめんなさい。
本当にありがとう、お母さん。
|
|
|
