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ＡＶ女優の歌
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| 作詞 kawauso |
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ライトを浴びて
しみひとつないシーツの上に身を横たえる
これがふつうの仕事じゃない事くらい
分かっています
からだが乱れる以上に
こころが乱れます
誰だってやっている事
愛されて、求められて
それが誇らしかったの
でも、人に見せるものではなかった
わたしはそれを深く考えなかった
乗せられていたわ
雲の上にいるかのよう
お姫様になった気分
でも現実は、笑われていたの
守ってくれている仲間が
敵だったの
熊のぬいぐるみが嬉しい
１００円で買える、アクセサリーで有頂天になれる
幼い頃のまま
だから、売春婦だなんて言わないで
やり直しをさせて
わたしより奇麗な人はいくらでもいる
勉強をして
広い世界に入って
そこで彼氏を見つける
それが一番だと思う
わたしのような女は数多くいる
みんな切り花のように散ってゆく
あなたの愛があれば実を付ける
花を咲かせ続けられる
だから
たくさんの人に愛されて 幸せの極み
でも たったひとりにしか愛されない
たったひとりの心をつなぎ止めるのがやっとの人を
羨ましく思う こともある
容姿に恵まれない女性を
羨ましく思う事さえ
馬鹿だったとは思わない
裸で、有頂天になっていただけ
世間の人はそれを重く見すぎよ
まるで宝物みたいに
まあ 誰だって
自分だけのものと思いたいんでしょうけど
胸に突き刺さる言葉
わたしは
あなただけのものではなかった
これだけは
許してほしいと頭を下げるわ
死んでも良いくらい
あなたに尽くすわ
わたしは夜に咲く花
昼の光で枯れてしまう
でも 昼に花を咲かせてみたい
それはすべて平凡だけど
今ではそれが羨ましい
夢行き列車の切符を手にしたら
もう一枚の切符は捨てなきゃならない
ありふれた 小さな
家路へ向かう切符は
切符を２枚持って列車に乗る者はいない
分かりきった事でしょ
でも わたしは２枚持っていたの
誰にも内緒で 果たされない約束として
余った切符をどうしましょう
お金を稼いで 買い物をして
世界を広げるほどに
いとおしく見える小さな切符
まだ見ぬあなたとの
果たされない約束
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