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色彩
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作詞 ますとも |
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目を閉じて浮かび上がる かすかな面影と
紡いだ日々が今のところ僕の全財産
なけなしの金で手に入れた毎日は
とりわけ退屈じみたダイアリーと平凡なストーリー
なんとなく流れてく雲 色を失った空
どうやら栞をはさみ忘れたこの物語は
震える手で次のページを探している
始まりと終わりだけは それだけはちゃんと知っていた
強がりが強さに変わるとき
笑い方を思い出したとき
目の前には ほら キラキラと輝く光
ただひとつの道照らす 明日へつながる光
窓を開けた いつの間にかあがってた天気雨
見上げた空 その向こうに「せーの」で手を伸ばす
くだらない思い ちっぽけな悩みたちを
不器用な音に乗せ 気が済むまで口ずさんだ蒼の午後
いつだって思い出せる 確かな面影と
艶やかな日々が 彩りを僕に教えてくれる
なけなしの金で手に入れた毎日は
いつしかなくてはならぬダイアリーと特別なストーリーに変わった
優しさが涙に変わるとき
弱い自分と向き合えたとき
きっと会える ほら 優しかったあの日の自分
前に進むってことは 過去から逃げることじゃない
この世界が色を忘れて すべてがどうでもよく見えたとしても
自分の色だけは失くしちゃいけない それだけはわかってる
強がりが強さに変わるとき
笑い方を思い出したとき
目の前には ほら キラキラと優しい光
真っ暗な闇を照らす 希望を知ってる光
ためらいが勇気に変わるとき
悲しみや迷いを捨てたとき
無彩色の空に 鮮やかな虹が架かる
もう大丈夫だよ さぁ進もう次のページへ
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