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否・勇者
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作詞 白野 |
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世界と自分 天秤にかけたら
僕は自分 選ぶだろう
この剣ひとつ 持っているだけで
僕自身は 変わらないさ
世界と君を 秤にかけたら
君の方が 重いだろう
この盾ひとつ 持っているだけで
守れるモノ 限られてる
光遮る 暗雲よりも
僕の心は澄んではいないし
見たこともない 魔王を
倒せるだなんて 考えてない
僕は世界の為に歩くんじゃない
君を守る為に歩くんだ
それが世界を
救う結果になろうとも………
崇め頼って すがりつく人々
無力と思い こんでいるよ
他人に託し 怯えるだけで
何もしない つもりなんだ
魔物も人も 命を持っている
魔物は敵 言い聞かせて
斬るこの僕は 罪科なのか
この手はもう 汚れてるか
味方だろうと 敵であろうと
僕にとっては全て負担(プレッシャー)
会ったこともない 姫君
救えるだなんて 自惚れてない
僕は世界が望む英雄じゃない
君を守る為に強くなる
たとえ世界が
そのことを知らなくとも………
神様や仏様じゃない
悪への制裁者でもない
本物は別の誰かだろう
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