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君の声
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作詞 すぎも子 |
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僕の声 届いているかな君の心の奥で
君の声 もう届かない場所にいるのかな
もがき続けた戸惑いの果て
悲しみが待っているなんて僕は今気づかなかった
止めることは容易いことじゃないのかな
勇気が僕にはなかった気がして空虚な気持ちを感じる
結局後で気づいたころには僕は無力でただ
小さなところで叫んでいた 無頓着な声なのだろうか
君の声 家族や仲間の悲しみは未だに拭えない
君の命 泣きながら叫ぶ硬直状態の身体(からだ)
悲しみの途中で非が君にも
止められなくて暗闇の中へ手を染めていった
あと何歩くらいで君の心の中へ踏み入れられたんだろう
疑問にあふれる正義と悪の駆け引きが平成の世を闇で覆う
正しさを主張しても受け入れられないときもあるけど
ただ目に映る人たちを優しく受け止めたいだけさ
無差別に繰り返される残虐
目に映る全ての悲しみが深く
真実を闇の中で手探りで探しているんだけど
君の声は聞こえなかった
苦しみ 悲しみ 叫び 遥か遠くで
小さく消えていく 泣いている…
君の声 連日繰り返されるニュースで流れる
君の顔 笑顔は思い出となってしまった今
僕らは君の帰りをいつまでも待っているから
切ないほど締めつける想い
僕の祈り 何もできないけど神に願いを捧げる平和な未来へ
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