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涙と責 私と貴女
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| 作詞 白銀 夢月 |
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なんでかな
なんか最近よく世界が歪む
昔に比べて涙もろくなったみたい
あれ？おっかしいな
「大きくなったら泣かない」
そう思っていたのに
まぶたがやわくなったのかな
それとも水分のとりすぎ？
もしかして涙のタンクが壊れたのかな
犬に吠えられて泣きそうになったよ
だってなんか攻められているみたいに聞こえて
ピアノを弾いていたら泣きそうになったよ
だってあまりにも旋律が綺麗すぎて
私は汚いんだと言われているように思えたから
友達に責められてから
その子を見る度に泣きそうになったよ
だって窒息死しようになったから
思わず吐きそうになったから
私だけじゃない
知ってるよ そんなこと
とっくに分かってたよ そんなこと
ねえ、
でも私の悲しみを
なんでそんなちっぽけな型にはめようとするの？
人には人の悲しみがあるのよ
全ての人に対等な悲しみじゃないの、ねえ。
貴女の悲しみから見たら
私の悲しみなんてささいなものなんだろうね
”なんでそんなことで泣くの？”
ってぐらい？
そんな感じなのかな
誰かが死んだわけでも
独りぽっちになったわけでもないもの
貴女の悲しみよりも
うんとうんと小さく見えてるんだろうな
でも
誰かが死なないと
人は泣いたらいけないの？
独りぽっちにならないと
人は死にたいと思ったらいけないの？
貴女は私に泣くなというの？
自分を傷つけるなというの？
そう、
そうやって責めるの？
弱い私がいることぐらい
知ってるよ
嘘だらけの私がいることぐらい
知ってるよ
そんな私を見せたらいけないというの？
それは私じゃないというの？
貴女は私を責めたね
弱い私も 嘘だらけの私も
そして私の頬に手をあてて
それらの私を慰めたね
用意していたんじゃないかと思えるぐらい、綺麗事を並べた台詞で。
勝手なことを言うんだね あなたは
責めてから優しくするんだね あなたは
そうすれば心をひらくとでも思ったの？
そんなの
絶対にありえないことぐらい貴女は知っているよね
めちゃくちゃだよ 貴女
あ、ホラ。また。
世界が歪んでく...
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