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僕らが鳥になったとき
作詞 白銀 夢月
ふと考えた
大きな空の下
手を伸ばして走っていったら
空が飛べると錯覚したとき
なんで飛べないのかな なんて
翼がないのは人だからか
鳥になったら翼をくれるのか

ふと考えた
大きな大地の真ん中
大の字で寝転がったら
地の底から響く音が聞こえた
戦争の音が幻聴で聞こえてきたとき
なんで戦うのかな なんて
肌の色が違うからか
目の色が違うからか
一緒なら戦争なんてしないのか
皆子供ならしないのか
皆大人ならしないのか
言葉が同じならしないのか
考えが同じならしないのか

人が人だから戦争するのか
人が人でなくなったとき
戦争なんて消えるのか

なら、
なら皆、みんな、ミンナ
鳥になってしまえばいい
白い翼をもった鳥に
鳥になって空を飛べばいい
大きい空に包み込まれればいい
澄んだ青に浸かればいい
そうなったら戦争なんて馬鹿みたいなこと考えないだろ

子供の喧嘩がただ大きくなっただけじゃないか
大人のする喧嘩じゃないか
子供より馬鹿な喧嘩だ
「殴るんじゃない」
「蹴るんじゃない」
そういう大人は殺しあう
矛盾してんじゃねえか

鳥になれ
皆、皆、皆…

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 僕らが鳥になったとき
公開日 2007/10/14
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 社会問題
コメント 大空をはばたける翼を。
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