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私はまた誰かを愛してもいいの
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作詞 白銀 夢月 |
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“私はまた誰かを愛してもいいの?”
誰かにそう問いかけたとき
きっと返ってくる答えは
“YES”
自分でもそう思う
“私はまた誰かを愛してもいい”
誰かを愛し
欲を言えばそのひとに愛してもらい
そして幸せになり
再び人を愛したときの温かさを感じたい
だけど何かの呪いのように立ちはだかる
アナタを好きだったときの私の過去
いつまで引きずるのかな
アナタをまだ好きでいたい私
無理やりに押し込んだ気持ちは
少しずつ崩れてくる
アナタを好きでいたときの想いが
せき止めていたはずの想いが
決壊
さらさらとココロに流れ込んで来るんだよ
「ああ、なんかいいなあの人」
「本当にいいの?それで」
過去の私が問いかける
「あれはもう過去」
「そう思ってる?何年想ってたのよアノ人」
頑固な私
全く動こうとしないのね
とどまっているのは過去の私
前へ進もうとするのは今の私
一年前の私がアナタに愛してもらいたがっている
今の私は絶対にそれは無理だと知っている
これ以上アナタを想っていても愛されないのね
これ以上アナタを想っていても傷つくだけなのね
これ以上アナタを想っていても壊れるだけなのね
それだけの苦しみの渦に飲み込まれてしまう
この
夜空に浮かんだ月が空にあいた穴に見えるような
そんな喪失感から
一刻も早く抜け出したいの
深い穴を埋めたかった
私は誰かに愛してもらいたかった
私は誰かを愛したかった
けど過去の私がそれを許さない
心のどこからか
「軽い女」
と罵声が飛ぶ
誰かがそう言うのではない
私が言っている 心の底から叫んでる
私は悲しみに堕ち
友は幸福へ辿りつき
酷いとアナタを恨んだね
そんなのもう嫌だもの
だから恐れているのでしょう?
誰かを愛すことも
誰かと付き合うことも
好きな人と一緒に居たいと夢を見る
だけど考えてみればそんなの無理だと思い直す
今は無理だ
精一杯その人を愛すことはできない
中途半端な気持ちの中で
あちらこちら
誰かを傷つけ
自分を傷つけ
またダメになるのだろう
心の中が真っ白からやり直せたら
脱皮する動物のように新しい自分に生まれ変われたら
そしたらまた
誰かを愛すことにしよう
それまでのんびり待つことにしよう
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