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世界の透明度 空の色
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作詞 白銀 夢月 |
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ヘッドフォンつけて
フードかぶって
空を仰いで
道の中心に立ってみるんだ
ねえ
そこから何が見える?
そこから何が聞こえる?
何色に見えるかな この世界
せわしく動く大人
何をそんなに急ぐの?
大きく響くクラクション
何をそんなに焦っているの?
フィルムを被ったような景色
耳に痛いほどのノイズ
世界が さ
何故だか濁って見えて
空が さ
何故だか灰色に見えて
思わず下を向くと
足元がゆがんで見えた
涙がこぼれてきて
ただ音もなく
色もなく
こぼれるだけ…
なあ
青い広い空が見えないか?
まぶしいほどの光につつまれた
あの美しい世界が見えないか?
見えないか?
何がそうしたんだろう
人の心を
何がそうしたんだろう
人の目を
つまらないものに変えてしまったのは何なんだ
もっと楽しめないか
もっと自由に生きられないか
もっと世界が見えないか
もっと もっと もっと
楽しめよ
自由に生きろよ
見ろよ
何のために存在してんの
仕事か
金か
名誉か
そんなもののために
世界が濁るなら
空が灰色に変わるなら
捨てちまえよ
全部 全部
捨ててしまえ
地を蹴って
世界へ
空へ
飛び出せ
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