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Temperature
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作詞 hosi |
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泣いたのは君のせいじゃないよ
そこに何も出来ない僕が居たから
情けなくて目を塞いだんだ
深い暗闇の中の瞼の向こう側で
君がそっと照らした光が眩しくて
そっと目を開けてみたんだ
溢れそうな輝きよりも美しく眩しかったのは
誰のものでもない君の笑顔
君に触れられて融けてく温度が少し温かくて
震える肩を温もりが抱いてくれた気がした
手を伸ばして貸してくれる肩に
縋りつく僕は情けないけど
一歩、二歩と僕のリズムに合わせて歩いてくれたね
冬みたいに寒い日には手を繋ぎたいね
冷たい風が僕の背中を押してくるよ
右ポケットの中の僕の手を何気なく外に出して
君の手袋もしてない冷たい手にそっと触れて
恥ずかしいから君の顔は見ないでそっと繋いだ
元の右ポケットに入れるなんて
そんなシャレた事は出来なかったけど
確かに繋いだ手から感じるものは君だけの温度でした
君だけの温度でした
ポケットからの温もりじゃ融かせない雪も
僕等の熱に染み込んだ
何色に染まっても大丈夫だと言ってくれたのは
確かにあの雪みたいに真っ白な君だった
揺れた白い息に温もりをくれたのも
確かに全て君だったでしょう?
そしてその言葉に涙を流したのも
確かに僕で
そしてその涙は確かに
君の温度でした
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