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掌の中に
作詞 hydrangea
終電にあわてて乗る
帰り道は一人で振り返る必要もないはずなのに
ついつい癖で振り向いてしまう
そこにあった顔を求めて

ぜんぜん後悔してない
そんな風に心で決めていたのに
癖として出る君との絆
君がのこしてくれたものは
いつだって夢のように輝いていたのに

君の言葉を信じていれば
俺がもう少し強かったなら

いつも握り締めているこの掌
握れる手もなくて彷徨うはずなのに
握り締めているそのわけは
手の中には君がくれたもの
「愛」がつまっているから

夢をかなえるその前に
逃げてしまったバカな俺を
君は受け止めてくれたのに
俺はそれすらも逃げてしまった

いつも許してくれる君に
俺はただ顔合わせできなくて
気づいたら避けるようになってて
いつのまにか君を失っていたんだ

君の優しさ感じていれば
俺はもう少し強くなれたのかな?

震える背中をなでてくれる君の手
そんな俺を慰めてくれる
こんなバカを許してくれる
君からうけとったすべてのものに
「愛」がつまっていたから

叶えられるはずの夢からも逃げ出して
守るはずの君を拒絶してしまって
俺は何を得たんだろう?
俺はどれだけ失っただろう?

俺の掌の中のすべて
形があるものじゃないけれど
それでもたしかに存在してるんだ
感じることができるんだ


君の痛み、優しさ
そして愛が
この掌の中にあるから
俺はそれを宝物にして

また君無き世界を歩むんだ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 掌の中に
公開日 2007/12/03
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 失恋
コメント なんで離れてしまったのだろう?誰だって後悔をする。でもそこから得られるものもあるから。その掌を握り締めていてください。
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