|
|
|
秘めた気持ち
|
作詞 流月 |
|
光る星眺めながら僕はあいつを思う
暑い蒼空をバックに微笑むあいつ
寒い夜空の下歩きながら腕を絡めて来たあいつ
夕焼けの教室に二人でトランプをした
そこにいるだけで眩しくて
傍にいるだけで嬉しくて
僕はいつもあいつを気にしていたんだ
一緒に居たい
初めてそう感じた唯独りのあいつ
この気持ちを伝えなきゃ
白い結晶が舞い降りる中
僕は公園のベンチに座っている
冬の星が不自然に輝いて
目の前で雪と戯れるあいつを照らしている
僕はあいつを思う
伝えなきゃ
このどうしようもない弾けそうな気持ちを
でも、とりあえずは後回しだ
僕を呼んでいる声に答えなきゃ
ベンチから腰を上げる
ああ、やっぱり我慢できないかも……
今すぐにでも駆け寄って
その小さな体を抱きしめて
僕の気持ちを打ち明けたい
まるで、この身の内に留めることを苦にするようで
いつになったらこの気持ちを話せるのだろう
まあ、今日ではないのだろうな
まあいいか、あとしばらくはこのままでも
いつかまた時が来たら話せばいいさ
僕たちの時間はまだまだあるのだから
|
|
|