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幻からキミへ
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作詞 愛 |
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夢を見た
アタシは外にいた
たぶん夕方くらい
体が震えるほど大きな夕日が
目の前にあった
振り返ると自分の長い影
隣にはもう一つ影があった
アタシの隣にいるのは誰?
顔が見えない
見たくても見えない
誰?
…恐かった
起きたらアタシは汗でびっしょり
本当に誰だったんだろう
その日の学校帰り
アタシは身震いした
今朝見た夢と同じ光景が
アタシの目の前にあったカラ
アタシは振り返る
影は――二つある
隣を見た
アタシは立っていられなかった
そう そこにいたのは―…
死んだ彼
あぁ そうか
最近彼のお墓参りに行っていない
きっと寂しかったんだね
隣にいた理由も
そのときの寂しげな顔も
わかったよ
寂しかったんだね
ゴメンね
今 会いに行くから
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