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精一杯の気持ち・素直な気持ち
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作詞 唐氓。 |
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僕に恋愛を語る資格なんてないの
僕に人を愛する資格なんてないの
もう 恋をする資格なんてないの
もちろん 愛されることだって許されないの
可哀相だねって同情するくらいなら
臆病だねってバカにして笑えばいい
だけど…だけど…神様
今日だけは許してくれないかな
今日だけは…素直になりたい
僕は ずっと愛し続けていたんだ
短かった2年間。長かった2年間。
ずっとずっと…君だけを。
だから このままずっと一緒に居られる気がしてた
未来には君だけしかいない…
だから君以外の人を見る方法なんか 知るはずもなかった
そして忘れる方法も。嫌いになる方法も。
だけど いつか失うと気づいていたよ
君の冷たさと変化。
遠い距離を感じて ろそろ離れていく気がして…
─頭が真っ白になったのか
君を失った瞬間、実感がなくて
涙が止まってくれなかったことだけは 今でもハッキリと覚えているよ
朝起きた時、目が覚めた時、
メールがきてなくて本当に寂しかった
胸が苦しくなって また泣いた
ずっとずっと…ただ泣き続けていたんだ
恋の終わりは想像していた以上に
切なくて、苦しくて、辛かった
「どうすれば君を忘れられるのだろう」
そう考えてしまう度、目に溜まる涙
なのにいつの間にか 涙を流さなくなった
月日が流れると共に 君を想い出す時間だってなくなった
やっと『過去』にできたんだ
よかった。よかった。本当によかった
…って思った
でも、頭では忘れたつもりなんだけど
体はいう事を聞いてくれなくて
やっぱり暇さえあればいつも君の事を 考えてしまうんだ
それに 夢の中にまで現れるんだ
きっと覚えてないだけで
本当は毎日、夢の中で逢ってるだろうか..
夢の中で たくさん話をしてる
夢の中で たくさん笑いあってる
夢でしか、幸せになれないの?
嗚呼、僕は矛盾しているよ
君の事、好きなのか嫌いなのか分からなくて。
表と裏、全然違う意見を言うんだ
表は「まだ好きなのかな」って素直さ
裏は「あんな奴消えちゃえばいい」って
「もう二度と人を好きになんてなるなよ」って そんな憎しみと怨み。
本当の自分の姿は、どっちなんだろう
自分が分からないや。
こんな矛盾してる僕だけど
たった一つだけ変わらないままの気持ちがあるよ
其れは、もう二度と君に関わらない事
そりゃあ少しは起きた時や眠る前に 君を想ったりするかもしれない
懐かしく、恋しく思うかもしれない
けど、あの瞬間から僕は決めてたんだ
別れを告げられたあの瞬間から…
三度目はないだろう。って
もう僕等は限界だろう。って
「想い続けるだけでいい」 「もう隣にいなくてもいい」
「戻りたいなんて思わない」「君に愛して欲しいなんて思わない」
…こんな事を思うのって、変だろうか?
だけどこれが
僕の精一杯の気持ち。素直な気持ち。
そう心に刻んで、想いを綴ったメモを
紙ヒコーキにしてそっと握りしめた
そして、誰もいない校舎の窓から
蒼い大空に向けてゆっくり…手を離した、、、
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