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命
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作詞 唐氓。 |
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哀しいだなんて、
つらいだなんて、
言えない。
愛しさは消えてないけど
いつしか…
憎しみが増えていた。
自分が可哀相だった。
居場所のない自分が…
─命は誰にも譲っちゃいけない。
─誰にも渡してはいけない。
─誰にも…委ねてはいけない。
生きることには
ちゃんと意味がある。
だから死んじゃいけない。
自ら命を捨てるなんて…してはいけない。
わかってる。
けど
我慢できなくなった。
抱えきれなくなった。
ただ、誰かに癒やしてほしかったのに…。
救ってほしかったのに…。
私の中で…何かが崩れていることを
誰かに気づいてほしかった。
気づいてくれると…信じてたんだ。
だから…
たった一言でいい。
一言でよかったんだ…。
「おかえり」って
出迎えてくれる居場所さえあれば…
救われたはずなのに
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