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自由の束縛、ピーターパン
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作詞 林檎飴 |
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いつか大人になれるかな
いつか歳をとれるのかな
いつかちゃんと眠れるのかな
そういう大きい期待を抱きながら
今日もベッドで眠る
三日月は三日月のまま
満月というものを見たことがあるかい
子守唄がどこからか聴こえる
眠りから醒めたら せめて
今の僕より少し声が低くなっていますように
少し背が伸びていますように
ここでは何人もの子供が
バースデイケーキを年に1度頬張る
みんなが気を遣って 僕の誕生日は
プレゼントはなくなった 歳をとれないんだから
だからかな 誰もが僕の誕生日を忘れた日から
完全に僕は変われないまま
みんなが156回目の1センチの成長を遂げる時
僕は121回めの1センチを望んで眠る
僕と同じ、三日月のまま日を過ぎない月と
共に願っては
流れるリズムにまどわされて夢の中
取り残された空間 屋根裏部屋
こもっているうちに もう誰も知らない空間
何年と過ぎたかな、時は
ママはどこかな
月 だからきみもそんなに
寂しそうなのかな
流れるオルゴールにまどわされて夢の中
夢の中
ゆめのなか
また醒めてしまう
不幸な不幸な夢を見て
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