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ソレカラ
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| 作詞 林檎飴 |
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科学者の発明により地球は無敵と化した。
「地球はこれから、地球温暖化やco２など気にしなくていいんです！
みなさん自由に生きてください」
テレビで報道されたニュース
科学者のひとことが 今を変えた
誰も気にしなくなったガス
誰も気にしなくなった石油問題
誰も気にしなくなった地球汚染
「いいじゃない だって何をしても無敵なんでしょう？」
そうだよ だって無敵だもの
オゾン層なんて無くなってもいいさ無敵だもの
みんなが自由に暮らしている
ガソリン価格の高騰は収まり
co２もどんどん出されて
石油はどんどんなくなるけど
いいじゃない だって何をしても無敵なんでしょう
そんな風にして何日か経った
急にあの科学者の死が伝えられ
みんなが悲しんだ だけどそれと同時に
地球は急に暑くなった 石油はどんどんなくなって 底をついた
「地球はこれから、地球温暖化やco２など気にしなくていいんです！
みなさん自由に生きてください」
――ほんとに？
科学者の死は突然ではなかったらしい
無敵など無いよ
どこを探したって
だからいずれは滅びるよ
あの科学者の台詞でたらめさ
無敵になるなんて誰も言って無いさ
勝手に勘違いした阿呆な住民達は
科学者を憎んだ けども帰ってくるはずの無い亡き人
科学者の本当の実験は
地球の滅びる瞬間を見ることらしい
そこが地球では無くても
どこかで見ていたらしい
そして何年か 何十年か 何百年か 何千年か 何億年か先
地球じゃない どこか 別の星で
アカデミー賞と同じくらいの名誉の賞をうけた
そして地球は滅びて
私の勝ちだ。
科学者は 笑った
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