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かみなり
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作詞 林檎飴 |
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人は
土に灰色を撒き
空の自由を奪い
樹木を切り裂いて その間に ビルを建てる
コンクリートにうもれた花すら 踏みつける
神様は
人に怒って かみなりを落とした
一瞬だった
コンクリートはひび割れ
空は藍色と金色に染まり
少しの樹木は更に ビルと同時に 消え去ってしまった
コンクリートにうもれた花だけが 見ていた
・・・カミナリは幾度となく落とされ、地球は破滅したらしい
かみさまは 自分に対して
後悔の波 かみなりを落とした
すべてが死んだ 眠ったのではなく。
花だけが見ていた
すべてが死んでいくのを
花だけが見ていた
花は今 どこかで眠っているらしい...
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