|
|
|
ふゆぞら
|
作詞 林檎飴 |
|
寒さで凍えた両手をほんのり摩擦で温めちょっと泣いた
涙があったかかった
もう握ってくれる右手は無いんだね
分かってた真実に目を逸らしたかったのに
もうちゃんと前を向いてといわれるみたいで
白い白い白い青い空を見上げた
乾燥してみずみずしさなどなかったけれど
冬空は柔らかかった
澄んでいた 綺麗だった 凍えそうなほど…
温珈琲(ホットコーヒー)をマグカップに添えたら
じわぁっと熱が溶けてゆく
目の前にかかる湯気を心に変えて
氷の心を溶かしていった
まだ全部は溶けてないんだけど半分あったかくなった
そしてもういちど冬空見上げて湯気を浮かばせた
雲と一体化して白い白い白い青い空に消えたいったんだ
|
|
|