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深縹
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作詞 林檎飴 |
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繰り返して朽ちる思いを
抜け出しては笑う
かすれてはなじむいつかのうた
睫毛の先に落ちた雨
見つけてはすくいあげて
手探りでふれた想いは
片時も離さなかったのに
いつしか はぐれて、零れおちた
音が沈む
深い夜を横目で 迎えたそのあとに
泣き疲れて まどろみうなずく君をあやした
ゆるりと駆ける
止め処がない嫉妬は
今は僕だけのもの
君が眠り飽きるまで
宙に染まる深縹を 見送るまで
子供みたい 君に寄り添う幼い熱が
透いた水にほだされる
甘えはいとおしく
君の髪をそっと梳く
繰り返して朽ちる思いを
抜け出しては笑う
かすれてはなじむいつかのうた
睫毛の先に落ちた雨
君の隣で 僕も眠ろう
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