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君へのプレゼント
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作詞 Kazutaka |
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久しぶりに
聞き覚えのある君の声が
耳に入ってきた
寂しそうな
声をしていたから
心配になったんだけど
言葉を交わすことも
会うこともなかなかできないね
僕がしてあげれることなんて
見当たらないんだけどさ
君に一つだけ
「励ましてあげる」とか
大層なことは言えないけど
僕なりの言葉で
伝えてみるからさ
寂しそうな声を
出すのはやめてくれよ
これから歌ってみるから
聞いてほしいな
自分だけが何も出来ないような
感覚に陥った時があって
自分だけが何も知らないような
感覚に浸ったことがあって
誰もが自分より賢く
何でも出来る人ばかりに
見えてしまうから
きっと落ち込んでしまって
知らないうちに寂しい声を
出してしまうんだね
同じことを何度も繰り返したって何も変わるはずがなくて
分からないことが
たくさんありすぎて悩んだことも忘れるはずがなくて
大粒の涙が流れる寸前で聞こえてきたはずだろ?
僕が集めた
言葉にすらならない唄が
涙が流れる前に
この唄で君の心を
しっかり掴んでみるからさ
きっとこれからも
君は一人なんかじゃないから
何か言いたいことがあれば
叫んでくれよ
叫ぶ声が必ず耳に
届いてくるはずだからさ
僕はここにいるからさ
寂しくなる前に
いつでも名前を呼んでくれよ
また君にしてあげられることを
考えてみるからさ
僕らは一人じゃないってことに
気付くことが自分だけじゃ
出来ないから
誰かに言ってもらえるまで
不安で一人ぼっちだと
思ってしまうことがあるけどさ
僕も君もきっとお互いに
一人じゃないってことに
気付いたから
「僕はここにいるよ
君の力が必要なんだ」
心の底から出た本音を
叫んでいるんだよ
こんな言葉しか
伝えることが出来ないけど
少しは元気になってくれたかい?
君にしてあげられることは
これくらいが精一杯なんだけどさ
忘れたりしないでね
一人ぼっちなんかじゃないから
今こうやって僕が唄を歌っているように
今ここで君が唄を聞いてくれているように
周りに誰かがいてくれているはずだから
泣いてしまいそうになったら探してみてよ
必ず支えてくれる大切な人が君を待っているから
僕もそのうちの一人になれたらいいんだけどさ
だって僕らは大切な友達だろ?
いつでも一緒だろ?
本当に「励ましてやる」
とか大層なことは言えないんだ
こんな唄を
聞いてもらえているだけで
逆に支えてもらっている気がするからさ
あんまり言うと
逆に今度は僕が
寂しい声で君に
頼ってしまいそうだな
そうなる前に一言だけ
僕が側にいるから
何かあれば気軽に呼んでくれよ
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