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ストリートミュージシャン
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作詞 みきの |
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家の床寝転がって、卑屈になったら外へ。
頭の中を探してみても、君はどこにもいない。
虚しさを缶コーヒーの温かさで濁す。
そんな毎日、情けない僕です。
君の悲しみ、苦しみ、痛み、届けてみてよ。
急ぐ気持ち、今一瞬止めて、空を見上げてごらん。
君が道端にしゃがみ込む、その隣で。
幾ら言葉を並べてみても、君に届くはずない。
やっと出会えた喜びに、胸は高鳴り、空回り。
僕の頭の中で描く恋、君に届くはずない。
君の声に耳を澄まして、聞き逃さないように傍にいる。
僕の声、姿、君に届いてますか?
君の痛みや苦しみを半分こしたら、君の悲しみはもっと増える?
それでも言葉を繋いで、君に歌う。
僕が傍にいる、そこで笑う君を夢見て。
無意味なことを、それしか知らないから。
耳を澄ませばいつだってそこにある、気付こうとすればいつだって気付ける。
どこまでも広く、どこまでも深い、空を見上げてごらん。
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