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流れ星
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作詞 蒼龍 |
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地上に降った 一つの星
それを僕は君と呼んだ
闇を切り裂く 交差点で
僕らは空を見上げてた
はだ寒い 夏の香りに
少しだけ大人を感じながら
星座の数だけ 想いを数えて
円らな瞳の奥に 微かに明日が見えた
俯いたまま囁いた
真夜中へ続く 魔法の言葉
手を伸ばしても 届かない
流れ星だけを探してた
時間を告げる 街角で
今日も空を見上げてた
眠れない いつかの針たちに
少しだけ夢の続きを求めた
記憶の隅は いつまでも夜で
朝が来る度にほら 繋いだ手を解くから
言葉にすればするほど
星屑たちが 心に散らばった
家までの長い 帰り道
流れ星だけを数えてた
地上に降りた 一つの星
それを僕は君と呼んだ
打ち上げられた 花火に乗せて
僕らの夏は終わりを告げる
俯いたまま辿ってた
空へと続く 二人の軌跡
いつかと同じ 不器用で
一つの星も掴めずに
もうすぐ朝がやってくる
光とともに 夢から覚める
家へと着いた 帰り道
流れ星だけが消えていた
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