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雨雫
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作詞 蒼龍 |
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思い出の夜風 時間を刺せば
眠った主を 夢想へと誘う
グラス一杯の 蒼い血を
赤い薔薇へ 注ぎましょう
運命と共に 乱れ咲くが為に
傷を癒す 雨雫時雨
今日を流せば 明日は笑えるの?
人生の幕開けは 醜い私を晒すだけ
それでも ただ 身体の痛みを感じるのは
眠れぬ夜に まだ生きているから
存在の証明 孤独の旋律は
午前五時に 涙へと変わる
「ドウシテ 私ノ血ハ蒼イノ?」
苦死すぎる 残像のパノラマ京
手首に刻めど 堪えは驟雨へ消え
時代の落し物 雨雫時雨
答えを殺せば また自分を生かせるの?
孤影悄然と 愛は人々を縛り
いつかは皆 悠久の眠りへの唄を知り
生命の流れに 生贄を捧げる
思い出の夜風 当てのない雨雫時雨
人の温もりさえ 見つからなくて
ドコへ行けば ドコで泣けば
本当の自分が 笑っているのだろう
傷を癒す 雨雫時雨
今日の雨は 昨日を流せるの?
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