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夏の桜
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作詞 蒼龍 |
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春の街並みに 満開の花が咲く
きっと 君の弱さの塊だろう
土木の中で ただ逃げ続けていたのは
大きな蕾に 嫌われたくなかったから
隠し続けた そのプライドを
見出せぬまま 時間は流れる
春の桜 ひらり ひらり 舞い落ちる
門出の祝辞 花言葉に例えて
一月の覚醒 そして永い眠りにつく
君の桜は まだ土の中で咲いている
夏の夜空に 満開の花が開く
きっと 君の想いの塊だろう
季節遅れで 咲いた一つの花は
本当の色を 思い出してた
涙に濡れた その花びらを
雲一つない 空へと浮かべてごらん
夏の桜 ゆるり ゆるり 咲き誇る
風の流れに 未来を委ねながら
三月遅れの愛を 蕾へと注いでやろう
君の桜に 笑顔が蘇るだろう
どんなに 過去の涙を数えても
決して 未来への道は見えてこない
土の中で ただ逃げ続けていた
小さな桜も ほら夏には満開になる
季節外れでも 何よりも綺麗だよ
君が 君が 君が 君が…
君だけの 満開の桜となれ
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