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煙草
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作詞 ナツキ |
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静かに店から出る見慣れた背中
どこか寂しそうで悲しそう
わたし別に、
もうわかっていたから悲しくなんかないし、
あなたが居なくたって大丈夫。
煙草に火をつける
誰かにすがりつくつもりじゃない
甘えたいわけでもないよ
でも、わたしを独りにしないで
煙草の煙が一瞬あなたを忘れさせる
もう思い出さないと決めてわたしも店を出る
強がって出てくる悲しい姿
わたし別に、
あなたが必要なわけじゃない、
だから、苦しくなんかない
煙草に火をつける
誰でも言いわけなんかじゃない
本当は苦しいよ
もう、独りは嫌だよ
今日だけは煙草の煙で泣いたことにしよう
きっと、いつか
消える
このことも
あなたとのことも
そんなことありえないことだとしても
今だけそう思わせて
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