|
|
|
赤い花
|
作詞 ORI |
|
寂れた町並み
砂風が吹く
まるで俺の心の
景色のよう
乾いた道に
転がる空き缶
いつかは誰かに
踏み潰される
カーボーイのように
格好よくはなれないけれど
ギターをかき鳴らし
荒地に水を与えよう
渇いた風に
ただ揺らされている
力強く咲いた
赤い花
いつかあなたに
この小さなものが
精一杯生きてると
伝わるだろうか
夜が更けてく
星が瞬く
どれが一番の
輝き放つ?
冷え込んでいる
空気の中で
君の温かい
言葉を聞かせて
すっと溶けていく
温かなスープのよう
君の傍にいれば
心が安らぐよ
愛を歌う日に
この世の理の
本当の意味を
知るのだろうか
ただ野性のままに
君を求めて
形にも残らぬほど
僕を溶かして
この町に咲いた赤い花
まるで君のように
俺にとってたった一つの
真のオアシス
渇いた風に
ただ揺らされている
力強く咲いた
赤い花
いつかあなたに
この小さなものが
精一杯生きてると
伝わるだろうか
|
|
|