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デリィト
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| 作詞 ゆーえん |
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一つ二つ はらはらと
この手に この地に
零れ落ちる 何か
それぞれの意味を
何一つわからぬまま
ついぞ亡くす
三つ四つ からからと
右へと 左へと
転がり行く 何か
今までの自分が
一体どんな姿を
していたかも忘れ
昨日 溶ける夢を見たよ
カタチもキョウカイも全部混じって
昨日 落ちる夢を見たよ
ソラウミマチヒト全部消えていった
全て嘘ならよかったのにね
全てホントならよかったのにね
羨ましげに見つめてきたあの男の子は
自分が羨ましがられてることを知らない
誰だって自分の姿を自分の目で見ることが出来ない
体から命だけ抜け出せられればいい
五つ六つ ぱりぱりと
己を 中身を
蝕む 何か
黒いそのものが
自分の姿と気付かぬまま
生きていく
さっき 出て行く夢を見たよ
どの部屋から出たのかもわからないのに
さっき 悲しむ夢を見たよ
いなくなったのが誰かも知らないのに
全てが光ならよかったのにね
全てが闇ならよかったのにね
ジャングルジムによじ登る子供たちは
この世界の広さを知ることはまだない
夢物語を聞かされるまま幸せを浮かべ
人魚の泡に埋もれながらバクを食べる
世界が一つならばよかったのにね
自分が一人ならばよかったのにね
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