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グラデーション
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作詞 ゆーえん |
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Ah...今もまた 夏が過ぎていく
生温い風が シャツを浮かせる
うな垂れた傘に空が 滴り落ちる
季節が変わる この時期(とき)を感じると
どうしてこうも悲しくなるんだろう
波打ち際を飾った鮮やかな水着も
瞬く間もなく セピア色に変わる
ブランコを漕いで近付いた空も
またその距離の分だけ遠ざかる
ひと夏の恋をしたわけでもないのに
消え行く景色はこんなにも切ないよ
Ah...今もまた 夏が過ぎていく
Time waits for no one.
そんなことは分かりきっているのに
今また髪をさらう風が いくつか
夏の欠片を連れ去った気がした
その内にまた温もりが欲しくなるだろう
聖なる愛の歌がこの街を流れるだろう
また来年まで忘れてしまうこの思いが
こんなにも胸を締め付けている
Ah...今もまた 夏が消えていく
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