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途方
作詞 ゆーえん
いつだって好きなのは 雨上がりの透明な空気
少し雲がかった遠い空 そして
木の葉を伝う雫を含んだような その瞳と

一目を忍ぶように逢った あの公園は今も
ベンチに誰も迎えないまま ひっそりとただあって
好んで飲んでいたあのコーヒーの銘柄も
未だあの日を思い出させる

どこにでもいるような人間だよと笑っていたのに
そんな人間はただ一人しかいなくて
過去へと時間を巻き戻す乗り物は
やっぱりしばらくは出来そうにもなくて

ただ我武者羅に探し出して見つけ出して
もう傍から離れないように繋ぎたいと思うのに
自分の中の誰かが それを許そうとはしないんだ

もう一度出会えたら 愛の言葉を嵐のように
もうこんなことにはならないように降らすと思うけど
あの頃だってびしょ濡れになるくらい 呟いていたんだと気付く

どう足掻いても取り戻せない日常を
今更にまだ求め続けるこの姿を
きっと君が見る日はもう ないはずで

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 途方
公開日 2008/08/25
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 片思い
コメント これ以上ない程に気持ちを支配されていることは、ある意味すごいことだと思います
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