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Dance
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作詞 ゆーえん |
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手をとって 腰に引き寄せて
さあ始めましょうか
貴方と私 二人のワルツ
ステップをあわせて
呼吸を重ねて
身も心も一つに
あなたと私は一つに
目線の少し上に 貴方の首元
優しく抱かれたなれば 心も惹かれる
軽やかな三拍子 お互いの鼓動
くるくると回って
華を咲かせて
燃え広がるまま タンゴの時間
足を絡ませれば
それは高ぶりの表れ
裾をまくり誘惑するわ
目を逸らせないように
引き寄せて 離されて
絶え間ない衝動に目もくらみそう
甘く響く スタッカート達
いつしか炎は蒼くなり
音はいずこへと消える
物悲しくも バレエの時間
見つめ合うためのポワント
いつしか爪先は熱を持ち
手を離した先は遠くの世界
赤い口紅ばかりが残る
支える腕はもういない
泡となる運命は夢の彼方
涙は一粒 それだけでいい
それでも炎は未だ消えず
耳に響くはヒールのリズム
ただ独り フラメンコの時間
両手にバリージョ
ギターはいない
カンテは心で鳴り響く
踊る様は一輪の薔薇のよう
観客はいつしかいなくなった
ただ独り 舞台の上
さあ踊りましょう 私とダンスを
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