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no-man's-land
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作詞 春原 イオ |
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音の無い灰色の大地
弾丸は飛んでこないが 救いの手もない
透明な視線を恐れ 息を殺し歩く
朝日が射し込めば 純白のスーツを着て
夕闇に包まれたなら 漆黒のマントを纏う
蝙蝠が嘲笑って 高く 高く飛び去った
血の流れないこの場所で
僕はあとどのくらい生きるのだろう
no-man's-land
踏み出す勇気が出なくて
僕は今日も死んだまま生きる
終りのない灰色の大地
憎しみは生れないが 愛しさだって知らない
透明な視線を恐れ 身を縮め這う
東の風が吹いたなら 明けの星を目指し
西の風が頬撫でれば 宵の星を希望に
地べたの風見鶏が 刹那 金色に輝いた
涙も流せないこの場所で
僕はあとどのくらい生きるのだろう
no-man's-land
踏み出す勇気が出なくて
僕は今日も死んだまま生きる
血の流れないこの場所で
僕はあとどのくらい生きるのだろう
no-man's-land
踏み出す勇気を出せたら
僕は明日を生きながら死にたい
一瞬だけでも
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