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海蛍
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作詞 くにを |
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こっそり連れ出した夕暮れ
暖かな温もりが背中に
自転車の後ろに君を乗せて
海沿いの道を走っている
絶えない笑い声くだらない話なのに
二人きりの時間は 凪の音なんて聞こえない
誰もいない砂浜に着いた
青白い綺麗な光
不思議そな顔してる君に
海蛍だと教えた
1年前の夏の夜
1人で見るこの景色 淋しくて
凪の音さえ うるさく聞こえて
あの日を思い出させるように
青白く光る海蛍
会いたくて
めいっぱい伸ばした手の掌に映る君の笑顔
何だったけな
いい思い出ほど忘れていくけど
嫌な思い出は頭から離れない
強くなれる 前に踏み出せる
光が舞うこの景色 過ぎてゆく
時の風さえ優しく思えて
いつもと同じ あの場所には
新しい気持ちで行こう
泣かないで
めいっぱい伸ばした手の指先を越える僕の気持ち
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