|
|
|
嵐の如く
|
作詞 takumi |
|
幻夢の儚さよ 牢獄の虚しさよ
消えた記憶を彷徨う
暗澹となった黒き薔薇の様に
黒嵐(しっこく)の爪を矧がす時が
生と死を駆け巡った暗闇の中
何処へ逝っても彷徨うだけ
永遠に続く闇の中も
ゲーム(あそび)だけだと
信じては鋳なかった
疾風の如く 嵐の如く 感激の如く
穢れる臓器も儚く不実も九厘に輪廻に続かれる
感染した病も 堕落した人の様にも
考えられる
どうしても消えない紅く染まった唇も
薔薇の針には負けるのだろう
桎梏の涙に負けることのない決断できない
腕の中
黒猫の尻尾なんて引き契ることの無い様に
どうかしていた私の瞳
人生を過ごしていると後悔する時間が続々と過ぎて逝く
脆くと轆轤で髑髏を造りだす
消えた未来の記憶を彷徨うだけ
幻想とされた自分も貴女も
された屈辱の傷み
飛び出して来た少年時代の記憶が
蘇ってくる
大人となった少年時代を思い出した
大冒険の記憶達
秘密基地に隠された子供の時に遊んだ人形達
子供から視た大人達
きっと子供は大人の過去の記憶を知らないのだろう
云うことの赦されない大人達の記憶
彷徨う虐めの記憶
楽しい記憶
どうしても羨ましい 牢獄
天国か地獄かどちらへ逝くことを閻魔が決めるのか
最期の結果を知りたがる愚かな人間が
怨みを抱えたがるのだ
それがまだ屈辱だなんて
過去に思ってもなかった
どうして自分は生まれてきてしまったのか
それは何の如くなのか
|
|
|