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終幕ヶ獄
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作詞 takumi |
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これが奇跡なのか 呼び出される神声(しんせい)
導きかれし神々の地獄
黒色の黎血(れいけつ)な地球
光輝く 毒を洩った魂
連想ゲームの続きを遣り続ける
出て来ない子供を助けるために行うこと
悪魔に宿った羽の闇々の聖域
展翅(てんし)にはない羽は白いのか
蒼く染まった右脳の様な
紅く染まった左脳の様な
粉々に砕かれた脳が何処へ逝ったのか
それは天国か地獄なのか
闇の神 光の神
闇と光の証
黒き地に聳える蜜獄救済(エンジェル)
塵逝く扉の奥には何が或るのだろう
絞った果肉には刺し哀れ
死を示すのだろう
濁った体内に焼けて焦がれる
唇寄せ合った華も同じ
胸の釼も永遠の理想だから
誓って
僕は貴女とは違うって
堕ちる墓地も風に吹かれる
命の輝きもない
死んだ様に眠った貴女も
刹那く囁いた荊も奇跡だと云う
心臓も無くなり 鎖も無くなり
髑髏の薔薇地獄
行進し続けて見つからない
宝島(アイランド)
白と黒の世界も
生と死の間(はざま)だって
穢れる骸骨も腐って何処へ逝く
人の皮膚も剥がれ堕ちて
未完成の人になる
腐り果てた運命(さだめ)
楽園なんて信じない
純潔な魂
何処へ逝くかも云わないで
心臓を持って外へ歩み出す
嘆いた桎梏(しっこく)の幻影も
消えて散り逝く愚か解き放つ
精魂の瞬き瞳に堕ちた想い涙
この世も荒れて闇も溢れ出す
水晶の輝き
時の神 堰の神
垢と蒼の印
垢き地に聳える柘榴(ざくろ)
塵逝く扉の奥には何が或るのだろう
毒薩の不実には刺し憐れ
何を示すのだろう
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