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蜜よりも蝶よりも
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作詞 楪きら |
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あの扉の向こうに
何が在るのか知らなくて
かけた手を離すしか
出来ない私が悔しかった
いつか見た幻
幸福だけの毎日なんか
在りはしないと始めから
教えられて生きて来た
あなたはいつもそう
自由を求めてもがく蝶のよう
その糸を張るのはどなた?
もがくほどに堕ちていって
動かない肉体で何を願うのか
知る術を与えてください
誰か一人居さえすれば
多くを望んだりしないのに
神の居ない世界
目まぐるしく移るわ
変化を重ねて現実を紡ぐ
残るのは虚無だけよ
優しい影は遠く
追うのは重たいだけ?
あなたの知る私でありたい
それが綺麗な私でも
あなたはいつもそう
自由の鎖を背負ったまま飛ぶ
舞い翻りひらひら散って
愛しすぎて憎らしいとか
そんな感情まだ持ってたなんて
ああ空に生まれたかった
もう戻れない時間に
生き続ける日を選んだの…?
あなたはいつもそう
誰かを求めてもがく蝶みたい
その糸を張るのは私
もがいてもがいて堕ちなさい
動かない肉体で誰を想うのか
知る術を与えてください
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