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煩悩
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作詞 美浜 孝太郎 |
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夜にめがけて灯る町明かり
終列車に置き去りの傘
やけに早足の人々が行き交う
誰も彼もこの豊かな国で
「自分こそ最大の被害者」
そんな顔して歩いてる
耳障りなのさ どれもこれも
生きてることを 感じたいだけ
戦う前から 戦ったふり
そんな自分に憂鬱なんだ
せめて何かに当たり跳ね返り
こぼれ落ちる涙ならいい
夢に破れて傷つくとしても
生きる意味を探す余裕もある
安売りの屁理屈を集めて
頭ばかりが動いてる
鬱陶しいのさ どれもこれも
悲しみさえも 感じたいんだ
色々あるけど 勝ち取ってない
それは元からあるものなんだ
自力じゃない だから不安で
わけもわからず 走っている
耳障りなのさ どれもこれも
生きてることを 感じたいだけ
希望も絶望も 本当のところ
どんなものかも知らない気がする
耳障りなのさ どれもこれも
生きてることを 感じたいだけ
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