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「さようなら」
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作詞 美浜 孝太郎 |
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掴み損ねた風 夢中で追いかけた
映画に出てくる 少年のように
君のことだけを想った
また季節は変わろうとしている
てるてる坊主でも この涙を止められない
どんな強がりも 溢れる想いを止められない
淋しがりの君は 今どこにいるのだろう
この僕の痛みなど 君に比べれば
分かってたつもり 何も知らないのに
最後の「さようなら」は 声が震えてた
引き止める手さえ 僕は伸ばせずに
あぁ… あぁ… あぁ…
今も優しい風 隣を吹き抜けた
夕陽に照らされ 残像が揺れて
君の面影を映した
また今日が終わろうとしている
どんなナイフでも この痛みに勝てやしない
どんな薬でも 一瞬ほどしか効きやしない
いつも笑う君が 見たこともない顔で
それくらい傷つけて やっと気付いたこと
どこですれ違い こんな離れていた
最後の後ろ姿 君は小さくて
甘えてただけで 僕は守れずに
「さようなら」さえも 僕は言えないまま
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