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私
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作詞 久遠 |
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私が居た 透明な私 硝子の私
私が転んだ そこから小さなヒビが入った
歩いている内に 私は粉々になった
もう一度作り直す 沢山のヒビが入った私
また崩れて また作り直して
欠片はどんどん小さくなった
いつの間にか 私は居なくなって
小さな粉になった
風に呑まれて ふわふわ流れて
蒼いお空と こんにちは
緑の森に さようなら
私は何も知らないまま 空を飛ぶ
貴方が涙を流している事も
貴方が嘆いている事も
私は私で亡くなったから
私は気付けずにいるの
そんな愚かな私の為に
貴方はいつまで泣くのかしら
貴方の涙は 風の中に
貴方の嘆きは 森の中に
貴方の記憶は 私の中に
全て消えろ 貴方の中から
私が 早く
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