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始発駅
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作詞 Noriko |
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降りたホームに 吹く風が
海が近いと 言っている
たどり着いた この小さな町
今日から俺の 故郷(ふるさと)になる
残してきた 喜びも悲しみも
潮風達がさらってゆくだろう
薄暗い空 遠く見上げれば
日が昇るだろう ここは始発駅
夕暮れ時の 人の群れ
疲れた表情(かお)が 示すのは
明日もまた 同じ一日
明後日もまた 変わらない日々
忘れかけた 優しさや愛しさを
どうすれば そう 思い出せるだろう
海岸の傍 寂しく建つのは
笑顔も涙も 見える始発駅
悲しみなんて 海鳥に預けて
そして喜び 波と一緒(とも)に寄せて
列車と人が 物語る ここは
終着でもあり そして始発駅
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